スーパーロボット魂’99 夏の陣
ライブリポート
(私の主観がかなり入ってることをご了承ください。また臨場感を伝えるため、出演者はすべて敬称略で書かれております)
1999年8月15日。この日はコミックマーケット56最終日であるとともに、ANIME JAPAN’99最終日でもあった。もちろんそのトリを飾るのはこれしかない、さあみんなでともに叫ぼう! 熱き魂を震わせるのだ! そのライブの名は、スーパーロボット魂である!
会場前、ON AIR EASTの前には熱き魂を持つ同士がすでに集結していた。WESTでのイベントの整列が行われていたが、その中ですでにおなじみとなったスーパーロボット軍団と合流する。今回は暗黒大将軍、マスターガンダム、ダイターン3、ボスボロット、グレートマジンガー、グレンダイザーが参戦。ライブを前に熱い魂を確認しあう。
そして彼らを目の前にして、私も黙っていられるはずがない! 今年もマサキ・アンドーとして参戦を果たすことになる(要するにコスプレである)。
その後もう一人のマサキ、ダバ・マイロードとも合流し、今回参戦するパイロットは(確認できただけで)三人。いやあ、よかった。去年はなんか俺一人だったみたいだし(爆)。
17:30、EASTの先行チケットを持っている人が敷地内で整列を開始。その中で友人のきゅーちょー氏と会う。並びながらライブに思いをはせる二人。オープニングはなんだとか、何を歌うんだろうなど会話も弾む。いよいよ入場となったとき、ラジメニアンである友人の超電磁グランダッシャー氏と合流。入場時にいったん別れたきゅーちょー氏とも中で合流を果たし、グランダッシャー氏の関西の友人とも会うことができる。四人でこれからの祭り(そう、これは祭典である!)に思いをはせる。
入場が終わり、前説のショッカーO野が登場、もちろん合言葉は……スーパーロボット魂!
本当に練習も何もなしで、よく客席もぴったり合うよなあと、毎回のことながら思ってしまう。続いてショッカーいわく真夏の風鈴(笑)、鈴木真仁が登場。しかし彼女もいつになく燃えているらしく、珍しくてきぱきとしている(笑)。
その後入場が落ち着くまでしばらく二人のトークが続いたが、入り口の扉が閉まり、ついに、熱狂のときがやってきた。
スーパーロボット魂'99夏の陣、開幕である!
暗闇に包まれる場内、青く浮かび上がるステージ。その中をインストゥメンタルとともに入場するアップルパイ、カインズ、ブロードウェイ。そして彼らのスタンバイが終了したとき、その曲は流れ始めた。
1.マジンガーZ
(マジンガーZ:水木一郎)
オープニングはスーパーロボット魂の、いやアニメソング界の中心として突っ走ってきたアニキの登場、曲はもちろん代表作、マジンガーZである! これで燃え上がるなと言う方が無理、さあ手を振り上げてともに叫ぶのだ、マジンガー、ゼェェェェットォ!
2.HEATS
(真ゲッターロボ:影山ヒロノブ)
続いてはささきいさお、水木一郎らが築き上げた魂を受け継ぐ男、アニメソング界のプリンス影山ヒロノブの登場である! 真・ゲッターロボのオープニングであるこの曲、ビートがきいていて影山らしい燃えるロックである。特に影山ファンの私はすでにリミッター解除、魂は熱く燃え上がりっぱなしだ!
3.エルガイム−Time
for L-GAIM−
(重戦機エルガイム:MIO)
アニメソングシンガーの名をあげるときに、彼女の名を忘れることはできない。MIO、今宵も見参である。曲は彼女の代表曲であるエルガイムである。コーラス、そして掲げられるLサイン、まさに会場は今一つになった!
ここでショッカー、鈴木真仁が登場しMCとなる。さりげなく入り口の扉が開いていることに気づいて注意するあたり、やっぱり一服の清涼剤、真夏の風鈴である(笑)。
4.宇宙魔人ダイケンゴー
(宇宙魔人ダイケンゴー:堀江美都子)
ショッカーの前口上に続くは、春に続いてよもやのダイケンゴー。歌うはもちろんアニメソング界の女王、ミッチである。間奏でミッチの台詞が入り、場内のボルテージは上がりっぱなし、天井知らずとはまさにこのこと!
5.戦士よ、起ち上がれ!
(テレビ版魔装機神サイバスター:遠藤正明)
ミッチの後に続くは、影山ヒロノブの弟分であり、ロボットアニメソング界に彗星のごとく現れたニューシンガー、遠藤正明。彼の最新作であるこの曲は、どこか懐かしさを感じさせる熱い歌である。場内とともに拳を振り上げ、声を張り上げるその姿は、まぎれもなくスーパーロボット魂を受け継ぐ者の姿である。春の大阪では一番を二度歌うというとんでもないポカをやったそうだが、今回はパーフェクト!
6.仮面−GET MY WAY−
(超者ライディーン:岩永雅子)
遠藤正明とともに影山ヒロノブの姿を最も近いところで見ているのが彼女である。その彼女が熱き魂を持っていないはずがない! 場内に新しい熱き息吹が吹き荒れる!
ここで再びMCが入る。突然ショッカーに「明くん」と振られておたおたする鈴木真仁(笑)。もちろんこんなMCの後に続く曲は、あれしかない。
7.マジンカイザー
(マジンカイザー:水木一郎)
ズババン、ズババンとアニキ、そして場内の同士がともに敵を撃つ! ここ数年のアニキの代表的なロボットソングと言えば、これになるのだろう。個人的にはどうもサビが盛り上がりきれなくて好みじゃないんだけれども……。
8.アニメじゃない
(機動戦士ZZガンダム:影山ヒロノブ)
スパロボでの影山にもはや欠かせない曲となったこの曲。その歌声が魂に響きわたる! 会場全体が一つとなり、腕を振り上げともに叫ぶ!
9.時を越えて
(スーパーロボット大戦:水木一郎・影山ヒロノブ・MIO)
スーパーロボット大戦オープニングとしておなじみのこの曲。もはや説明は不要であろう。すでにパワーはマックスすら超えているのではないだろうか。この曲が流れるとき、心は一つとなりともに時を越えていく。それぞれの心のスーパーロボットとともに……。
10.みちるのテーマ
(ゲッターロボ:堀江美都子)
MCをはさんで再びミッチの登場である。バラード調のアレンジが実にすばらしい。暗闇の中浮かび上がるミッチの姿、響き渡る澄んだ歌声……この瞬間、この場所にともにいられる幸せを噛みしめる。
11.ダルタニアスの歌
(未来ロボダルタニアス:堀江美都子)
続いて今日の隠し玉第一弾(笑)。しかし会場前にきゅーちょー氏と話してたとき、この曲を(冗談半分とはいえ)予想してた私たちって……。
ちなみに最後に段取りを間違えて、アニキを呼んだのはご愛嬌(笑)。
12.孤独の旅路
(サイコアーマーゴーバリアン:影山ヒロノブ)
隠し玉第二弾(笑)。「次は俺だ!」の声とともに影ちゃんの登場。しかし以前POWER LIVEで歌ったことはあったものの、正直言ってまったくの予想外でした。でも、こういう曲があるのがこのライブの良いところ。また新たなスーパーロボットがその姿を現した!
13.TIME TO COME
(スーパーロボット大戦:MIO)
思えばMIOの復活はこの曲があってこそか。岩永さんのバージョンもいいけど、やはりオリジナルバージョンは最高である。
14.トライアタック!メカンダーロボ
(合身戦隊メカンダーロボ:水木一郎)
隠し玉第三弾(笑)。これでスーパーロボットにはまったグランダッシャー氏は狂喜していた。さあ、声を張り上げともに歌おう! メッカンダー、メッカンダー、メッカンダーロボ♪
ここでアニキのMC。なんとアニキ、前日のスーパーヒーロー魂からここまでパーフェクト、一曲も間違えていない! どよめく場内を前に、次がバラードだからなあと愚痴るアニキ(笑)頑張れと言う声に応え、静かに歌い始めた……。
15.マジンカイザーのバラード
(マジンカイザー:水木一郎)
この曲はアニキのバラードの中でも珠玉の名作だと思う。特に最後のサビは拳を握り締め、熱き魂で歌い上げる。戦うために作られたマジン、その悲しみを胸に刻め!
アニキと入れ替わりに、さっきは失敗した明のセリフを見事に決めて鈴木真仁が登場、すぐにショッカーも登場すると、お約束とも言える「明、マジンカイザーで踏んでくれ」で会場の笑いをとる。そしてそのあとの「最後まで突っ走っていくぜ!」という叫びには、会場全体が喚声と突き上げる拳でこたえる。
16.勇者王、誕生!
(勇者王ガオガイガー:遠藤正明)
遠藤正明の代表曲というだけではなく、最近のアニメソングを代表する曲でもあるこの名曲。レッドゾーンに突入したテンションは下がることを知らない。拳を振り上げ熱き魂を震わせる……これこそがアニメソング、これこそがスーパーロボット魂!
17.ゲッターロボ!
(ゲッターロボ:影山ヒロノブ)
続いて影山ヒロノブが熱く、熱く歌い上げる! アレンジが変わり、まさに本当の意味で影山のゲッターとなったこの曲。ささきゲッターはもちろん素晴らしいが、影山ゲッターはストレートに魂に響く、まさに彼のスピリットそのままの名曲である!
18.ダンバイン飛ぶ
(聖戦士ダンバイン:MIO)
エルガイムと並ぶMIOの代表曲。彼女のパワフルな声が響き渡り、観客の叫びと突き上げる拳が大きなうねりとなる。よかった、この時この場所にいれて本当によかった!
19.ボルテスVの歌
(超電磁マシーンボルテスV:堀江美都子)
続いて登場したミッチは、見た目も鮮やかなショッキングピンクの衣装にインカムといういでたち。そして歌うのは、スパロボにおけるミッチには、けっして欠かすことのできないこの曲。ライブでも何度となく歌われてきた曲であるが、聴くたびに新たな感動が巻き起こる。これこそが真の名曲である。
20.コンバトラーVのテーマ
(超電磁ロボコンバトラーV:水木一郎)
続いてコーラスいらずのこのナンバー。いや、本当にこの曲はコーラス要らないよな、観客が全部やっちゃうから(笑)。ヨーヨーを投げ、竜巻を起こし、スピンが敵を貫く。もはや何も言わずとも分かり合える、熱き魂を持った同士がそこにはいた。
でもね、やっちゃったんだよね、アニキ。三番の歌い出すタイミングを思いっきり間違えちゃって……歌い終わるやいなや、
「やってもうたあ!」
という悲痛な叫びが。
21.おれはグレートマジンガー
(グレートマジンガー:水木一郎)
コンVで緊張の糸が切れたのか、ラストソングまできたのに、もうアニキぼろぼろです(涙)。まさかこの曲で歌詞を間違えるとは……でも正義の祈りってどこから出てきたんだ? この曲に祈りなんて歌詞はどこにもないんだけど。ブロードウェイのメンバー紹介も、名前をど忘れしてました。
アニキが退場すると場内から怒涛のようにアンコールが巻き起こる。しかしいつも思うんだけど、叫び出すのが早くないだろうか? まだステージの照明は落ちてないんですけどねえ……。
アンコールが轟く中、暗闇に包まれるステージに姿を見せるアップルパイ、ブロードウェイ。そして音の調整だろう、ギターがある音階の音を響かせた。その瞬間、俺の心は熱く燃え上がった! なぜならそれは、俺には欠かすことのできないあの曲を思い起こさせたからである!
EC1.熱風!疾風!サイバスター
(魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL:水木一郎・影山ヒロノブ・MIO)
そう、スーパーロボット魂はこの曲がなければ始まらない! 歌うのはアニキと影ちゃん、そしてもう一人のオリジナルシンガーであるMIO! 思わず「いけえっ、サイフラァァッシュ!!」と叫ぼうかと思った(さすがにそれはせんかったが)
EC2.鋼の魂
(ライブバージョン)
(超機大戦SRX・スーパーロボットスピリッツ:水木一郎・影山ヒロノブ・MIO・堀江美都子)
魔装機神の、マサキ・アンドーのテーマソングの後に続くのは、SRX、リュウセイ・ダテのテーマソングであるこれしかない! MIO、ミッチを交えたライブバージョンで、のっけから「スーパーロボットスピリッツ!」の大合唱。熱き魂の叫びが、俺たちの心を一つにする!
「君がこの歌を聞いたとき、思い出してくれ」
「逃げ出さない勇気、守り抜く優しさ」
「「それが俺たちのライブだ!」」
「「「OK! Let’s Go!」」」
間奏のこの叫びこそがすべてである。
しかしこの曲、毎回スタッフはどこで花火をあげるか練り過ぎだ(笑)。今回は最後の最後できたもんだから、完全に不意をつかれました。しかし出演者も大変だ、本当にとんでもない音だったから。少し離れてた場所にいた私でさえ、鼓膜がピーンと張ったのがわかったぐらいだし、何よりも爆発のあとにまず思ったこと、「うわっ、火薬くせえ」(苦笑)
再び退場するアニキたちを惜しむように、巻き起こるアンコ−ル。熱く燃え上がった魂の炎は、そう簡単には消せやしない!
アニキたちに先駆けて登場したMCの二人。そして一人づつ出演者を会場全員で呼んでいく。
それにしても、いつもながらここのトークが長い(笑)。面白いんだけどね。今回はミッチが思いっきりツボにはまってしまったらしく、三回も笑い転げる羽目に(笑)。またスーパーヒーロー魂で登場した鋼鉄兄弟のうち、二号がキャプターの歌詞を間違えただの、ロボット刑事での「K」の発音が悪いだなどと、とある誰か(笑)の居心地が妙に悪いトークが続く。また遠藤さん、二号の「K」の発音がどうであるかなんて言うから、さらに突っ込まれるし(笑)。
またアップルパイの平山佳代子さんの出産(おめでとうございます!)や、このANIME JAPANの前に行っていた1000曲ライブの練習中、貴日ワタリさんが倒れたこと(なんでもカインズの他のメンバーはそのまま演奏を続けていたらしい……)などの話が続く。
そしてとうとう、最後の曲である。曲はもちろん……
EC3.マジンガーZ
(マジンガーZ:水木一郎・影山ヒロノブ・MIO・堀江美都子・遠藤正明・岩永雅子)
会場全員の「ゼェェェットォ!」の雄たけびとともに、イントロが流れ始める。誰もが拳を振り上げ、歌い叫ぶ。今この瞬間をともに過ごしていた証を求めるように……。
会場から出たとき、心地よい疲労感が身体を包んでいた。この疲労感こそが、素晴らしいライブであった何よりの証だろう(次の日が筋肉痛だったり喉がつぶれてたりするんだけどね(^^;))。
その後スーパーロボット軍団やパイロット軍団とあいさつをかわし、私は会場を後にして家路についた。
宴は終わった。今ここで心を一つに重ねたことを胸に、このステージに参加したすべての人々は会場を後にする。しかし、スーパーロボット魂は無限に進化を続ける。参加したことがないという人は、ぜひ一度参加してほしい。そしてその進化の一部となろう。
そしてともに歌いあげよう、熱き魂の叫びを!
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