究極の剣、至高の剣



「くっ――――雑種ごときが、この我の蒐集品(コレクション)を悉く模造してのけるだと!!」
 舌打ちしながら斬りかかってくるギルガメッシュの長刀を、寸分違わぬ偽物で弾き返す。
 その事実を受け止めきれないのか、ギルガメッシュは瞳を大きく見開いて何かに取り憑かれたように躍起になって、俺にその蒐集品を叩き付けてくる。
 けれど。偽物が本物に劣るという道理はない。仮にまったく同じものを用意できるのなら、後はその担い手の勝負だ。
 単なる所有者に過ぎないギルガメッシュと、その武器の背景や歴史を読みとって再現し、身体に染み込ませる俺とではそこに大きな差がある。

 上段からくる刃を下から迎撃して叩き折り、突き出された槍の穂先を逸らすと同時に半ばからへし折って、叩き付けられる戦斧は真っ向から迎え撃って打ち砕く。
「勘違いするなよ、雑種ごときが調子に乗りおって――――!!」
 違う。
 勘違いをしているのはお前だ。
 この身体が特化された、唯一俺に許された固有結界(まじゅつ)
 それは貴様にとって、まさに天敵と呼ぶべきもの―――!

「なっ!?」
「うおおおおおおおっ!」
 また一本。俺の振るった直刀が、ギルガメッシュの手にする直刀をその手から弾き飛ばした。
 すぐに奴は次の武器を手にするが、そのときには俺だって次の準備が整っている。
 さあ、いつまでこのいたちごっこを続けるつもりだ、英雄王!?
「―――雑種と侮っていたが、どうやら我の全力で叩き潰さなければならないようだな!」
 叫ぶと同時に、セットした数本の武器を俺に向けて放ってくる。俺もすぐさま同じものを探し出し、投影し、迎え撃つ。
 しかしその隙に、ギルガメッシュは自身の宝具(ゲート・オブ・バビロン)から一本の剣を取り出そうとしていた。
 まさか、乖離剣か……!?
「貴様にこれが複製できるか! この我の、我のために用意された、我だけの剣を!」
 なんだと?
 ふん、それがなんであれ、固有結界(アンリミテッド・ブレイド・ワークス)の中で俺に用意できない武器はない。
 それがたとえあの乖離剣であろうとも、投影しきってやるさ――!


「その目でしかと見るがよい雑種、これこそが我のみが手にすることを許される至高の剣……その名も、



















エクスカリーだ!!!


















「………………え?」

「ふふふ、どうした雑種よ? 我の剣を前に、ようやく自らの矮小さを悟ったか。そう、所詮貴様ごときが、この我と張り合おうということ自体間違いだったのだ。さあ、この剣でその身を引き裂いてくれる!」
 ギルガメッシュはその手に「約束された勝利の剣」に酷似した両刃の剣をかまえて迫ってくる。



 だが。



 お前。



 本気でそれを。



 使うつもりでいるのか?



「死ね、雑種!」
 刃が光を照り返す。
 その煌めきは真っ直ぐに俺の身体を切り裂いて、















 ぴこん。1ダメージ。












「…………」





「…………」











 ザシュ。




 ぴこん。1ダメージ。




 ザク。




 ぴこん。1ダメージ。




 すっぱり。




 ぴこん。1ダメージ。




 さっくり。




 ぴこん。1ダメージ。












「な、何故だ……!? 何故この我の剣が効かぬ!?」


 いや、だって。


 ねえ。



「ギルガメッシュ違いだそりゃ!」


「ぐはあっ!?」


 ラグナロクとマサムネの二刀流で16回ヒット。



 ぴこん。9999ダメージ。

 さて、次はオニオンソードでも用意してやろうか?






強引に終わる。






<あとがき>

 構想5分(爆笑)
 ギルと言えば金色のフルプレートだそうですが、私にとってギルガメッシュと言えばこれしかありません(笑)。
 バッツとファリスのコンビが好きだったなぁ。
 あー、神龍もオメガも倒してないや、そういえば。

 ってかこれも懐かしのゲームになるんだろうか?(笑)



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