Variety

 【Variety】は多様(寄せ集め)…まんまの部屋。
企画、(Talkで扱わない)レポート、(発掘した)対談 なんかを置いてる頁です。おねだりして描いて頂いたカミーユのイラスト(企画内の生誕祭)は是非ご覧下さい。

指定猫耳バトン/『カミーユ』


オカノウエノトショカン、みるとんさんから【猫耳バトン】なるものを頂きました。
以下に紹介部分を引用…

※「猫耳」本来キャラ指定ですが(中略)…とりあえず、回したい人は……「銀河の片隅で」の鈴蘭さん…でお願いします。どきどき。キャラはカミーユ、もしくはカミナギリョーコで。
(ブログ:2/22 バージン・バトン「猫耳」より)


とのことでした。バトンは以前にみすらるさんからの【指定バトン〜飛田展男編〜】の答えて以来なので、私も結構ドキドキ…(^^;)。

【「猫耳」本来キャラ】っていうのも実はよくわからないし、「答えなくても可」と添えて頂いているのですが、せっかくの【猫】と【カミーユ】というお題でなのでチャレンジしてみることに…。
(仕様はいまいち不明…というか、これで良いのか謎のまま)みるとんさんと前回のバトン者の作品を参考に自分なりの【猫耳バトン】を仕上げました。よろしければおつき合い下さいませ。




目覚めるとカミーユには猫耳がついていた。
「なんで猫耳に?」
浮かぶのは当然の疑問。しかも自分がいるのは箱の中で、何だかゆらゆら運ばれている様子。
「…こんなことある筈がない、夢に違いない」
そう彼は思う。夢ならばもう一度寝てみよう…と自然と丸く眠る体勢を作る。しかも、眠りに落ちる直前に、
(まあ、突然なったなら突然に戻るだろう…)
とか考えていやがりました彼は、【後先考えないタイプ】であった。
そうして猫耳カミーユの小冒険(?)が幕を開けた。


●猫耳『カミーユ(以下、呼び掛け以外は猫耳カミーユ)』が空き地に捨てられてた!

通り掛かった空き地。視界の隅でもごもごと何か動く気配に足を止める。
それはケーキ一台くらいの箱だった。じっと見ていると突然パカッと蓋が開いて、中から猫が飛び出した。
ブルっと全身を震わせて、ピンと耳を立てて辺りを眺めた。ついでに自らの姿を確認するような仕草をしたのはなんだか癇の強そうなその猫だった。
「まだ戻ってないのか。寝が足りないか…」
そんなことを呟いてまた箱の中に戻ろうとした猫を、じっと見つめていたこちらと目が合った。
「…もしかして――カミーユ?」
そんなことを訊ねたら、
「どなたですか」
僕を知ってるんですか?…言外にそんな響きを滲ませた、思いっきりよそゆきの声。
「どなたでもいいじゃない。それよりここにいてもしょうがないでしょ、家にくる?」
そんな態度なんかに怯むことなく誘ってみた。
ちょっと悩むように首を傾げたあとに、猫耳カミーユは頷いた。
それがとっても可愛いかったので、思わず抱き上げて頬擦り…に嫌そうに耳をパタつかせて、「ンニャア…」と猫らしい抗議の鳴き声をあげた。


●猫耳『カミーユ』は何猫?

興奮して抱き締めてしまったので、少々反省。
「ごめんね、乱暴にしないので大人しくしてくれる?」
腕の中の猫耳カミーユに頼んだら、不満そうながらもいうことを聞いてくれた。下手に出られると無碍に出来ない、フェミニストなんだから(つけこんでみた)。
静かになったところでじっくり観察。ゴールドの光沢のある被毛、しなやかな体系とか…アビシニアン?
神経質で好奇心旺盛なんて…まさに誰かさんにピッタリで…思わず笑いを漏らしたら、不審そうな目を向けてくる。ホント、こういう感情には敏感なんだから…我侭王子だなぁ。
ああ、そういえば我が家にはすでに甘えん坊の我侭息子がいるのだけど…仲良くしてくれますように。


●猫耳『カミーユ』「お腹空いたなぁ」

家に猫耳カミーユを連れ帰ったら、もの凄い勢いで威嚇してます。うちの愛猫のエド…。
自分の家(テリトリー)で他の猫に会うの初めてなので耳は完全に後ろを向いて、「ウー」とか低く唸ってます。
「こんな調子だけど…慣れるまで我慢してくれる?」
「僕の方が居候なんですから、文句は言いませんよ」
なんかしっかり嫌味を混ぜてませんか? やっぱり可愛いだけじゃないが…そう言いながらも耳は少し後ろ気味、お鼻のヒゲもピクピクしてる。うーん、理性でなく猫の闘争本能が反応してるのかな。
睨み合っている両猫は可愛いのでこのまま放っておきたいけれど…そういうわけにもいかないでしょう。
だって、家に反ってくるまでの間に猫耳カミーユが、
「お腹空いたなぁ」って呟いてたから。ゴハンを食べればエドの気も逸らせるし…。
「猫用のドライフードで大丈夫?」
一応そう聞いてみると、またはて…という感じで首を傾げるだけでよくわからない様子。取り敢えずエドと同じのを出してあげることにした。
何のマジックか身体の作りと嗜好も変わるのか、キャットフードでも猫耳カミーユは結構いけるみたい(…っていうか、食べ物に執着心がないのか?)。
お皿を二つ分用意したら、なんと仲良く並んで食べました。


●猫耳『カミーユ』はちょっと臭うみたい…お風呂に入れてあげなきゃ!

猫耳カミーユにはちょっと臭いがついてるみたい…。それが余計エドを刺激してるのなら、洗ってあげなきゃいけません。しかし、ここで問題。
「家猫だからエドすらシャンプーしたことないんだよね。上手く洗えないと思うけど、何事もチャンレンジだ」
そう気合いを入れて言ったら、「そんな素人に任せられるか、自分で入る」とばかりに一人でお風呂場に向かう猫耳カミーユ。行きしなに振り向いて、まるで「じゃあね」みたいに「ニャア」と鳴いた。くっそー生意気。でも可愛いから――許す(卑怯者め!)
…ともかく、お風呂の様子は見れなかったので、レポートは出来ませんでした。


●暖まった猫耳『カミーユ』、瞼がトロン…

トテトテとお風呂から戻ってきた猫耳カミーユは何だか眠そう。瞼がトロンと今にも瞑ってしまいそう。
「眠る? エドの(猫用)コタツで…ああ、ごめんもう言わないよ」
エドが「ここは僕のー!」とばかりにこたつの上で踏ん張って威嚇。あんたは上にいるんだから中は貸しあげればいいでしょう…とは思うけれど、自分以外の匂いがつくのは嫌なのでしょう。この甘えん坊猫はストレスですぐお腹を下すので…しょうがない。


●本を読む貴方の膝で丸くなる猫耳『カミーユ』

元々他人(猫)のものには興味ないのか、猫耳カミーユはコタツではなくソファで本を読んでいるこっちの方へやってきて、膝の上に手を掛けた。
え、乗るの? って思ったけれど、何だか寝ぼけ眼なので、ここは大人しくしてましょう。
猫耳カミーユは静かに膝に乗ってきて、ひっそり丸くなりました。エドはちょっと不満そう。コタツを譲らないからこういうことになるのです。猫耳カミーユはちょっとだけお休みなさい?


●猫耳『カミーユ』は遊びたいみたい

一寝入りしてすっきりしたのか、猫耳カミーユはムクっと起き上がり…何の未練もなく膝から退いてしまいました(チッ…なんて、そんなこともちろん思いませんよー)。
しかし、ウロウロと落ち着かな気に周辺を歩き回るその仕草…もしや! と思ったら、やっぱりいきなり飛び掛かってくる猫耳カミーユ。食べて(風呂で温まり)寝た後は暴れたい…猫本能に支配されているのか!?
仕方がないので猫じゃらしを出した…ら、エドも飛びついて来た。これはお気に入りだから仕方ないか…。
一度に相手は出来ないので、猫耳カミーユには小さなボールを放ってあげた。幸いにもそっちで勝手に遊んでくれます。さすがボールは友達!(色々激しく違いますが…突っ込みはなしで――)


●猫耳『カミーユ』、「拾ってくれてありがとう。何か一つだけ、言う事を聞くよ」

さっきまで猫心(?)に身を任せていた猫耳カミーユが、憑き物がおちたようにボールから離れて目の前までやってきました。
両前足を揃え、背筋をピンと伸ばして…そんな行儀の良く座ったポーズで、
「拾ってくれてありがとう。何か一つだけ、言う事を聞くよ」
そんなことを言いました。
「何でも――?」
「…何でもはきけないけど、出来ることなら」
消極的だけど言質はしっかり取りました。さて、何にしよう?
(頬を舐めて貰う? それとも「俺」って言って貰おうか?)
などと色々妄想(?)が広がりますが…でも一つだけというのなら、やっぱり願いは――。
「じゃあ、言うね。“あなたの幸せを気付いて下さい”…なんだけど、きいてくれる?」
「―――」
猫耳カミーユは不思議そうに首を傾げ、言われたことを考えている様子。ちょっと哲学的な感じで虚空を見つめた後に、
「考えてみる」
と呟いた。まあ、これぐらいで君にしては上出来だよね…と顎の下を撫でてあげました。


●朝目を覚ますと猫耳『カミーユ』はもういませんでした。片方の猫耳を残して…。

朝目を覚ますと猫耳カミーユはもう何処にもいませんでした。
「エド知らない?」と訊いてみたけれど、我関せずとコタツの上で後ろ足で耳を掻いてます。
やっぱり夢だったみたい…まあそうだね。
だけど、掃除をしていたら、エドのコタツの中に猫耳が片方だけ残ってました。
「夢じゃなかった!」と思ったのも束の間、片方の猫耳の輪郭は徐々に薄れて、跡形もなく消えました。





目覚ましが鳴って、すぐに止めたカミーユはのっそりと起き上がる。
「…朝か――」
三度目覚めたような奇妙な感覚が残ってて、頭を振って払ってみる。
カミーユは変な夢をみたと思ったけれど、その内容などはまるで覚えていないので…すぐにそのことは忘れてしまった。


さて、夢を見たのはどっちだったのでしょう。ともかくもたわいもないお伽話はこれにて終りでこざいます。

 おそまつ♪





…なんかコンセプトは猫耳キャラが我が家に来る――って感じのようなんですが、やっぱフィクション仕立てに…ってか、それでも生活が垣間見えてるのは恥ずかしいですね(だから日記書かんのに…)。 あと、猫耳なだけで別に身体は猫じゃないのかもしれせんが、なんかそういうのはちょっと――想像が広がらなかったので全身猫にしちゃいました(間違っててもご容赦を)。
で、本来ならアンカーとさせて頂くところなのですが、お題が【猫耳】なので…猫好きの方に回したいと思います(現在確認中ですが…)。

 追記:…ということで、確認がとれました! 以前にバトンを頂いたみすらるさんに回させて頂きます。それで指定キャラですが…みすらるさんお気に入りの【飛田さんが演じたキャラ】ということでお願いします! 息抜き&お暇な時に、どうぞ!

 オマケの追記:エドは洗ってませんがちゃんと拭いてやってますので、ご安心下さい(シャンプーも買ってあるんで、そのうちチャンジしよう… ^^;)。
                                  
 【2007.03.14 何となくホワイトデー合わせにて…】