・『星の鼓動は愛』舞台挨拶 MOVIXさいたま (03/04)
|
舞台挨拶、新宿と池袋は取らずに大人買い(?)で最初からさいたま2回です。しかし念願の上映後のご挨拶が聞けてとても楽しかったです。 すでに沢山の方が書かれている、相変わらずの後発ですが、私的な記録として記しておきます…よろしければ、どうぞ。まだ未見の方は、ネタバレを含みます1回目(上映後)はパスしてご覧下さい。(__)。 なお、敬称は略させていただいています。ご了承下さい。 扉が開いて、アナウンサー登場。開始挨拶と、ゲスト陣を紹介 ア:「カミーユ・ビダン役飛田展男さん…」 から始まって役名と合わせてゲストのご紹介。ですが、実際の登場順は、 新井里美さん(ファ)/飛田展男さん(カミーユ)/ 池田秀一さん(クワトロ/シャア)/島田敏さん(シロッコ)/ 古谷徹さん(アムロ)/最後に富野由悠季総監督が登場、 中央(池田さんと島田さんの間)へ アナウンサーが会場への一言、と振る 飛田:「カミーユ行きます! といってやってまいりました第3部。『星の鼓動は愛』カミーユ・ビダンをやりました飛田展男です」 新井:「この日をとても楽しみにしてきました。ファ・ユイリィ役の新井里美です」 池田:「まだだ、まだ終らんよ。でも、とうとう終ってしまいました。シャア・アズナブル池田秀一です」 島田:「多くのファンと同じようじように、今日この日を大変首を長くして待っておりました。今日は本当にありがとうございました」 古谷:「守ってみせるさ、と第2部ではカッコ良く言ったんですが、ご覧になったように大活躍でした。アムロ・レイ役古谷徹です」 富野監督:「皆さんのお陰でこの年まで総監督をやらせていただいた富野由悠季です」 さらに監督へタイトルについて、 監督:「『三つ巴』というタイトルを採用する予定でしたが、アニメーターから「映画に似合うタイトルにしてくれ」。と…。その意見が一人ではなかったので…アニメというのは一人でやるものではありません、考え直す必要があるかな、と。 ご覧になっていただいた通りです。後は皆さんが、それぞれの心の中に輝く愛をこれからの人生で探していって下さい」 質問はキャスト陣へ ア:「カミーユの役としてTVと映画と大きな変化などありますか」 飛田:「それはなんといったってラスト・シーンですね。知らぬ間にシャングリラに連れて行かれた最後に比べれば、本当に幸せーな、ね(新井さんと顔を見合わせ頷きあう。可愛い ^^)、嬉しかったね。それにつきます」 ア:「お気に入りのシーンはじゃあ…」 飛田:「そうですね。最後どうなるかは知らなかったので、台本を頂いてすぐ見たかったんですが、押さえて順々に読んでいって、ラスト・シーン前にセイラさんが出てきたのには、ええっー! って思ってただの客になってしまいました。 サエグサさんが二人の会話を話すのが…おおーっなるほど…。ちょっと悔しくはあったんですが…すごくそれが楽しくて、やっぱりラストですね」 新井:「サエグサさんの真似には…あんな風に自分はやってるのかな…みたいな (古谷さんの「全然違うから」に)…なら安心しました。微笑ましくて素敵なラストだったなって思います」 さらにアフレコ現場の様子を訊かれ、 新井:「自分が憧れていた人ばかりで嬉しいのですが、緊張感も並々ならぬもので…」 「憧れてるのは誰?」という古谷さんが突っこみをいれ「…ご想像にお任せします」と小声で新井さん。さらに「緊張したっていうけど、全然痩せてない」という監督。古谷さんの「セクハラだ」発言など…。 「大活躍されました」と振られて、 池田:「あんまり活躍してないんで、目立たないように地味に…」 「ケーキを食いにきただけのシャアです」という監督に、「いいシーンですよね」と…(笑)。 池田:「ラストは、アニメ史上に残る」 お気に入りのシーンを訊かれ、 島田:「皆さん、多分いっぱいおありになると思います。今まで見ていたものが、より鮮明に目の前に…3Dの絵を見ているように迫ってくるような…印象的でした」 今回の3部を観ていかがですか、と訊かれ… 古谷:「観ましたよ、もちろん(ちょっと笑)。大人達の、したたかさ、…駆け引きが面白かった。シロッコがレコアをどうやって口説いていくかとか、勉強になりました。ラスト・シーンがファが足で絡み付くっていうのが素晴らしいなって、あのシーンで初めてカミーユになりたいって思った」 試写会で観て、衝撃的だったというアナウンサー 監督:「衝撃ですか? (F91でもうまくいかなかった…と前置きし)ラブシーン、抱擁シーンはいっぱいあるので、あの絵を作ったんです。この二人は宇宙服も普通の服も下着も着ているんだから、どんな格好になっても大丈夫だ」 「ホントか?」という古谷さんの突っ込みに、忍び笑い…新井さんは困っているご様子(^^;) 監督:「ただ逆さまに抱かせることだけは大人の判断で避けた…裸でやったらマズイもん」 締めようとするアナウンサーの背後で監督が「不服?」とか訊ね、「ありません」と新井さん(二人共可愛い♪) 最後に監督から、会場への言葉 監督:「10年ほど前にまとめるという話の時はお断りしました。この年になって、フィクションだからリセットを創ってみることも可能で…観る方も創る側も何かを手に入れられるのではないか…。一番ビックリしたのは、宇宙でカミーユがバイザーを上げるシーンは使えないと思っていたのが、ポジティブに変えて行く事で成立するということにゾッとしました。 自分の物の見方、考え方をちょっと変えれば鬱屈する人生も良くなるかもしれないと、体験させてもらった。20年前にキレていたかもしれない自分がここにいられるのも、皆さん方がきてくれたからこういう興行も打てるわけです。そういう場所を提供してくれたのもやはり皆さん方がいてくれたからです。そういう社会、ファンというものがあるということが、今回実感させていただきました。 今度は皆さん方が、若い世代に何か言葉を送る時、Zがこういうことをやったよ…とちょっとでも思い出していただければ…ありがたいと思う。皆さんのお陰でこういうことが出来ました。ありがとうございました」 帽子を取って深々と頭を下げる監督、ゲスト陣一同。そして退場 舞台挨拶の為に扉が開いた時、外の景色と陽光が入って来て、「あ、外だ。まだ昼間なんだ」と実感しました。 『恋人たち』の舞台挨拶は屋内、プレミアム試写会も夜だったので、ちょっと不思議な気がして…。なので「天気の良い日に暗いとこに籠るのがアホだっていう時にいらしていただいて(ありがたい)」という監督の発言にちょっとウケました。 そして、締めに至る言葉…、それは繰り返し(始終一貫して)監督が私達に作品を通して伝えようとしていることなんですよね。 で、引き続き2回目へ |
|
扉が開いて、アナウンサー登場。開始挨拶と、ゲスト陣を紹介(は1回目と同じです) 登場順は、 新井里美さん(ファ)/飛田展男さん(カミーユ)/ 池田秀一さん(クワトロ/シャア)/島田敏さん(シロッコ)/ 古谷徹さん(アムロ)/最後に富野由悠季総監督が登場、 中央(池田さんと島田さんの間)へ アナウンサーが会場への一言、と振る 飛田:「大人って奴は、この時代をなんだと思っているんだ、という2部からいよいよ第3部完結編です」 新井:「私もこの日を楽しみにしていました」 池田:「私もこの日を楽しみにしておりました」 島田:「アフレコの時は和やかな中にもピンと張り詰めた良い緊張感がありました」 古谷:「第3部は出して貰えないんじゃないかと思ってたんですが、なんとかこのステージに立つことが出来て、こんなに嬉しいことはない」 きっとここ笑うとこ…(^^;)。でも拍手だけで残念――。 富野:「あとは観てのお楽しみ…。恐い意見があるのも承知しています、お手柔らかにお願いします」 ア:「富野監督が星の鼓動は愛というタイトルには込められた思いは?」 富野監督:「恥ずかしい…ヌケヌケとよく言うな…そう言えるのは、タイトルを作ったのは僕ですが、思い付かせたのは僕ではないからです。 アニメーターの何人から「Zまみれになったタイトルがイヤだと言う意見が出た(これは仮タイトルだった『三つ巴』に対して)ので、他の候補を考え、結果こうなった。 今はやっぱりこれ(『星の鼓動は愛』)でいいのではないか…と思っています」 質問はキャストに移り、 ア:「演じていてTVシリーズと変化した点は?」 まずは飛田さんから… 飛田:「変えようと思ったことはないんです。監督からTVは忘れてくれと言われていたので、目の前にくる台本とフィルムとぶつかって何が出るか…。 ただ、観た方の「カミーユが可愛くなった」というはTVシリーズの時からは考えられなくて…。素直に感動し、素直に悔しがり、素直に前向きぶつかって行く。監督の【明るく前向きなZ、カミーユにします】というのが実感でわかりました。 今自分が出来ることをマイクにぶつけて、その結果がフィルムに刻まれ、皆さんに届くと思います」 池田:「27年シャアという人物に巡り合えて幸せだな、と思っています。あと3年で30周年…そこまでは生きておこうと思っている今日この頃です。シャアはずーっと若くして生きてるんですよね…疲れました (ゲスト陣から笑い)。あまりライブのシャアは出ないように」 島田:「登場人物がいっぱいいるんですが、この役はこんなパターンでいいんだろうな、では出来ない作品だと思います。一人一人が一つの役を真剣に役を作ってゆく姿が印象的でした」 古谷:「第3部まで続けてやらせていただいて、『Zガンダム』って単独のものではなくて、ファーストガンダム、『逆襲のシャア』に繋がってゆく作品だって初めてわかった。一つの流れっていうのが見えてきました」 監督:「ですので、3部でアムロが大活躍するシーンを設定せざるえなかった」 古谷:「で、ですよねえ…(苦笑)」 監督:「見逃さないように」 古谷さん、苦笑して監督に掴みかかる真似(^^;) 古谷:「普通に観てると見逃しちゃうんです。タイトルに愛がつくのがわかりました。そして『逆シャア』に繋がるのか…と納得していただけると思います」 最後に、「会場への言葉を」と監督へ 監督:「かつて思春期だった皆さんが、大人の目線になって自分達の次の世代に見せられるものなのか? 課題として考える年齢になりました。実際の人生ならやり直しはきかないが、フィクションならばこういうやり方もあるのでは…とチャレンジしました。 鬱屈した物を外に向って打ち出せる人の感性はあるのではないか…。ロボットアニメという物を使って出来たことは感謝しています。そうできたのは、皆さん方がいてくれたからです、心からお礼申し上げます」 帽子を取って深々と頭を下げる監督、一同。そして退場 これが現時点での最終舞台挨拶、ということでした。しかし、某『躍る…』作品みたいに興行成績次第で【大ヒット御礼舞台挨拶】だってないわけではありませんよね? (何事も、「実績が物を言う」のだから皆さん、劇場に足を運んで下さい!) 頭にも書きましたが、やはり上映後の舞台挨拶の方が皆さん話し易いし、面白いのだな…と思いました(特に2回目の新井さんは挨拶のみでしたし…)。 けれど、観客を目の前にして監督が語っていることは上映前でも後でも同じです。 10年ほど前のダイジェストとしてまとめないかという話…「TVシリーズをそのまま圧縮しても、『ファースト』を越えられないと断った」けれど、「アニメ、映画というものを勉強していった結果、こういうサブタイトルを付けた映画として公開できる…」という監督の言葉と、次世代へのメッセージ…感慨深いです。自分自身が年月をムダなく過ごしてきたのか? という問い掛けにも通じます(それはアニメファンでなくても…)。 これから先は、作品への感想にも繋がることなのでまた後日…。 で、ここからは飛田さんへの私信(っぽい感じで… ^^;) お帽子を被っていらした飛田さん、監督が帽子を脱いでお辞儀をするのに合わせて、一緒に帽子を脱いでおられました。もしかして、そうなさる為に被っていらしたのかしら? 舞台人でもいらっしゃる飛田さんの演出でしょうか。男前でしたワ♪ また「カミーユが可愛くなった」と感想をもらったとおっしゃってました。自分もそうお伝えしたし、本にも書きましたが…(^^;)。カミーユは20年前から可愛かったです! ただ、それは女性にわかる可愛さで、映画版は(多分)男性も含めた万人に分かる可愛さなのでは…と思っています。そして、少年役が今も普通に出来る飛田さんはやっぱりスゴイ。映画終了後に観客のある男性が、「カミーユってあんなホワホワした声だっけ?」といってるのを聞いてニンマリした私です。 第2部が公開されてる頃でも「飛田さんの少年声って想像付かない」って、いう意見がありました。「飛田さんといったら少年声でしょっ!」と突っ込みを入れていた私ですが、自ら証明して下さってありがとうございます! もちろん、美少年、美声年でなくても大歓迎! 私にとってカミーユを超える役はないかも…と思う反面、それを軽々と超えてしまう…そんなさらなる飛田さんご自身のご活躍を楽しみにしています。 そして、そして、お召し物についていた飾り(スパンコール?)が2回目の時の私の席からだとちょうどスポットライトを反射して輝いていました。飛田さんの胸元で輝きを放つ白色十文字の光、これからも私を含め、多くのファンを導いて下さる、そう思いました(^^)。 最後に、(感想はまだだけど)私の第3部でのカミーユの沢山あるお気に入りのセリフを【笑い】【鳥肌】【涙】―の中からもさらに絞って―ぞれぞれ一つづつ述べておきます。 「痛、かった…」/「出て…来いよ、早く、来い…っ」/「ファっ!」です、さあ、どれが何処だかわかりますでしょうか(^^)。 2006/3/7(に取り敢えず記す)
|
