Variety

 【Variety】は多様(寄せ集め)…まんまの部屋。
企画、(Talkで扱わない)レポート、(発掘した)対談 なんかを置いてる頁です。おねだりして描いて頂いたカミーユのイラスト(企画内の生誕祭)は是非ご覧下さい。

・『恋人たち』舞台挨拶 池袋&新宿 (10/29)


 東京ファンタとカップル試写会…外れた身なのではりきって舞台挨拶を取りました。池袋と新宿を取ってしまい…行けなかった方に大変申し訳ないと思っています。なので、今までこういうレポって書いた事ないのですが、その様子など記してみたいと思います。
すでに沢山の方が書かれているので、今更…な気分もあるのですけれど…よろしければ、どうぞ(__)。 なお、敬称は略させていただいています。ご了承下さい。



シネ・リーブル池袋 am 11:00(上映前)


登場紹介順が飛田展男さん、池田秀一さん、古谷徹さん、そして富野由悠季総監督でありました(トップにカミーユ・ビダンが紹介されるのは主役なんだから当り前なんだけど、すっごく嬉しかったです)。
並びは舞台向って左から、池田さん、飛田さん、監督、古谷さん(あ、アナウンサーがどこにいたっけ…? 覚えてませんので記さない ^^;)


 「自己紹介をお願いします」と古谷さん、飛田さん、池田さん、監督の順に振って…

古谷 「『シャア!』 あれから五ヵ月経ちまして、待ちに待った【恋人たち】です。アムロはシャアにどうやって告白するのでしょう。古谷徹です」

飛田 「20年の時を経て、大きな画面で蘇ってまいりました。五月から時が流れて今は10月、カミーユ・ビダン役の飛田展男です」

池田 「『サボテンの花が咲いている』シャア・アズナブルの池田秀一です」

監督 「非難囂々の中で勝手にこういう風にまとめさせてもらいましたので、じっとがまんをして見て下さい」

 (監督に)「第二部を【恋人たち】という視点で描こうとしたの何故ですか」

監督 「25年の間に僕以上のガンダムの専門家がいっぱいいるので、その意志に従わない所で普通の映画っぽくするには「恋人たち」というまとめ方をしないとしょうがない。ふざけた回答に聞こえるかもしれませんが、半分以上本当です」

 「深いお言葉ですが…。(飛田さんに)カミーユは運命の少女フォウと出会いますが印象について…」

飛田 「第一部と同じで、初めて今遭遇する事だと考えて演りました。出会いと別れがとても強烈で、カミーユだけでなく僕自身も一生忘れられないんじゃないかな、という物に仕上っていると思います」

 (池田さんへ)「登場女性キャラの中でお気に入りのキャラクターはいますか」

池田 「みなさんそれぞれ個性があって…(口籠りながら)今回は若い人が特に活躍してましておじさん達はちょっと傍観者というか…」

古谷 「アムロ仲間に入れないで下さい。おじさんじゃない」

池田 「アレ? そういうことで…え、あのー(思わぬ古谷さんの突っ込みにうろたえたえた様子で…)」

古谷 「どのキャラが好きなんです!」(焦れったそうに)

池田 「…レコアさんとは今のところ上手くやってます……なるべく穏便にすませたい…だからやっぱり若い人がいいです」
(この間古谷さんの突っ込みが何度か入り、笑いをとってました…)

 「あー、若い人ですか」

古谷 「やっぱり若いのがいいんだ」

 「若い中ではどなたが?」

池田 「あのー、フォウとかファだとか…」
(また古谷さんの突っ込みがありつつ、アナウンサーは質問を古谷さんへ)

 「ベルトーチカのような積極的な女性はお好みですか?」

古谷 「嫌いです。(ア「即答でしたね」笑)嫌いでした。若い頃は自分がリードしたいからお尻叩かれるような女性は苦手でしたよね。
でも明日をもしれない死を覚悟して戦う時に自分の守るべき存在がないと命かけられない。ベルとの出会いが必要だった。アムロも若い頃はあのタイプはダメだったと思うんだけど、ニュータイプだから『本当にオレのこと好きなんだな』ってわかるんだよ」

監督 「やっとそういうことが言える年になったんだね」(古谷さんに突っ込む)

古谷 「ありがとうございます(笑)。…ただヒーローとしてのアムロに憧れて、…そういうのだったらダメだったと思うんだけど、『オレのことをなんとかしたい』って一瞬にしてアムロわかって受け入れられたんだと、そう思って演じました」

 (監督に)「今のお話を聞いてどうですか」

監督 「20年前の古谷徹はまだガキだったな。ガキの気合いがあったからこそニュータイプかもしれないと思いこめたわけで、幸せな人なんだよね(笑)褒めてますよ」

(これから観る上でお薦めのシーンをそれぞれに振って…)

古谷 「アムロはベルトーチカと出会います。その後のシーンが好きなんです。クワトロとエレベーターの中で密室でイチャイチャ(客席笑い)。すごく大人の会話が、深いですよ。一回観ただけじゃわかりません、何度も観て下さい」

監督 「僕は一回観てわかるように作ったつもりです」(客席笑い)

古谷 「監督だからわかるんだよ」

飛田 「次から次へと波がダーッと…情報量が物凄く多いので、…何度でも波に乗って、時にはちょっと乗り切れない時も…(背後で監督が飛田さんを殴る真似に客席笑い)でも大丈夫です。その後にまた新たな波がやってまいります(ご本人も笑いながら)お薦めシーンが満載です。
一番の目玉はフォウとのシーンですが、幼馴染みのファとのたあいもないシーンも僕的に凄く楽しかったですし皆さんもホッとして観ていただけるんじゃないかと思います」

池田 「今回はカミーユとエー…誰だっけ?(小声に客席笑い 飛田さんに教えられる)…(苦笑)カミーユとフォウの…今ふっとララァのこと思い出しちゃって…(客席爆笑)」

古谷 「引きずってるなぁー、もう25年ですよ」

池田 「…ええ、その二人のドラマはとっても…なかなかいいんで…。しかし、我々おじさん達も頑張ってます、大人の恋というのも観ていただきたいと。僕は4回観たんですがまだわかりきっておりません。何回も観てあげてください」

監督 「皆さんのお話聞いて落ち込んでます。(客席笑い)…何回も観なけりゃいけないというのはTV版の記憶があるからでこれだけで…話は通っているはずなので、抵抗感もなくみられると思います。旧作のところは目をつぶって、新作ところだけ目を開けて。気持ちよく観られます」

ア (最後に代表して監督一言、と)

監督 「映画として誉められ構成になっていません。こういう方法論でアニメでも出来る、映画に一歩近付ける為の僕なりのサンプルを作ったつもりです。100年残る自負もあります。名作としてより3本観ると日本のアニメの歴史が見える100年残る資料…それだけでも観る価値があると思ってます。
今後皆さん方の指針になるような何かが含まれていると思いますので、観ていただきたい」




新宿ジョイシネマ pm 14:05(上映前)


紹介は池袋に準じる。 アナウンサーの自己紹介を…の順番も古谷さん、飛田さん、池田さん、富野監督。

古谷 「『シャア!』 あの台詞から五ヵ月が経ちました。アムロは募る想いをどうシャアに告白するのでしょう。(会場笑い)アムロ役の古谷徹です」

飛田 「カミーユ行きます! といって、第ニ作となりました。カミーユ・ビダン役飛田展男です」

池田 「『アムロ、アムロ・レイか…』というシャア・アズナブルの池田秀一です」

監督 「皆さんのお陰で!(大袈裟な言い方に客席笑い&拍手)…まとめさせて頂きました。
古い絵と新しい絵が混在してて皆さんには申し訳ないと思います。こういう作り方もあるというサンプルをみせておきたいとも思いました。シチュエーション風になっている部分もありますが、【恋人たち】というタイトルにかけて公開させていただきました」

アナウンサー 作品のテーマの【恋人たち】をどういう視点で描こうとしたのかと監督に。

監督 「ガンダムという名前がビックネームになりすぎてしまい、僕自身がガンダムの専門家では無いというところに取り残されてます。
一般映画向けに【恋人たち】というタイトルに相応しい組み方もあるのではないかと。ガンダム路線でまとめると、戦争物、巨大ロボットのうるさい映画になってしまう。
色々な意見があることは承知していますが、一つのサンプルとして若い世代の方がガイドになるようなものになればいいと…」

 (飛田さんに)フォウの印象を…。

飛田 「短い中での…非常に鮮烈で本当に刻を翔けるといいますか、そういう出会いではありましたね、それほど強烈です」

 (池田さんに)女性キャラのお気に入りは?

池田 「個人的にですか?(客席笑い)今回の中ではフォウという少女が大好きで…ただのおじさんみたいな感じですが(客席笑い)」

古谷 「 何処が好きなんですか」

池田 「なんていうんだろ…ほっとけないとこ?」(客席笑い&拍手)

 「古谷さんは?」

古谷 「ベ、ベルトーチカ…なんでどもるんだ(客席笑い)。ベルトーチカのピンバッチつけてるんですよ(会場拍手 池袋ではしてなかったと思います)。誰も貰ってくれないジェリドも…アムロが出なかったんだよね。…皆さんトライして」(客席を沸かせ 劇場限定? のピンバッチのガチャガチャを回す手手付きで)

 「ベルトーチカのような積極的な女性は?」

古谷 「昔は自分がリードしたいタイプだったんでダメでした。大人になったんで許容範囲が広くなったんでバッチリです」

 「最後に監督、一言」

監督 「お陰で三部作にまとめることが出来ました。三部に向けてなので一本の映画として観辛い部分も非難があるのも承知してます。Zを新訳にしたらこういう形になる、皆さん方が若い世代に伝える時に、鬱屈しないで伝えられる作品に仕上がるその確信も有ります。最後までご支援いただけたらありがたいと思います」


ここで写真撮影あり。
 「皆様どうもありがとうございました。ゲストの皆様にもう一度大きな拍手をお願いします」
で一同退場、しんがりの飛田さん、「どうもありがとう!」大きく手を振って下さいました。



  かなり内容被ってます…というか、どちらも上映前のコメントなので…。上映後は違うバージョンだったんですね。次回またはしごする場合は上映前と上映後を取りたいと思いましたが、もしかしてそれって常識? 池袋も新宿も舞台挨拶が終ったとたんに席を立つ人がいました。自分もはしご組なので偉そうなことは言えないのですが…立見の方がいるのに良い席が空席なのって、ちょっと複雑です。
でも、二つ行って個人的には大正解な気分です。内容は池袋のが深いし(劇場公開上映前としては一回目ですものね)、新宿は写真撮影のせいで短かったけど、「カミーユ行きます!」、「どうもありがとう!」(こちらこそありがとうです飛田さん!)な飛田さんに大満足でした♪


ちょっと追記
当日は、ちょっと遅めだったのでパンフレット、グッズは後回しにしてすでに入場が始っている列に並び、偶然にも瑞希ムグゲさんにお会いし(並んでいる間おつき合い下さって楽しかったです)、期待感を高めつつ会場へ。舞台挨拶&観賞を終えたあとは同回をご覧になっていた東雲さんと合流し(この隙を縫って限定プラモ等ゲットも前売りは買えず)そのまま新宿へ。途中慌ただしく軽食を入れ、またしても遅めに会場入り(この時点で新宿では限定プラモが売り切れていたのでゲットしといて良かったと胸を撫でおろす)。再び舞台挨拶&観賞。二回目なのでさっき聞き逃した「俺」や、細かなポイントを確認しつつも、サラにはまだ慣れず…。会場後(前売りをゲットし)再び東雲さんと合流し、歓談ののちに帰宅。東雲さんに萌えポイント(&3部ポスターのファ)を伺っていたお陰で助かりました。ありがとうございました♪