後書き





 さて、色々【大嘘】設定の『見知らぬ友』の後書き(言い訳)の始り。
木星基地、その仕組みや配置、書いた当時で明らか(っていうか決められてた)な物を掻き集めて取り繕って、『V』での(MSの操作も重力脱出の)救出劇だって全部でっちあげ! です。
しかーし、なんといっても最大の誤魔化しは(もうお解りでしょうが)、

もちろん時間!

ZZで木星渡航(と帰還)が【3年】と明かされているわけですから、『見知らぬ友』の時間軸が、カミーユとジュドーが擦れ違ってて『逆シャア』前…なんて、絶対あり得ません――! (だから最初に【パラレル的】ってお断りしてるでしょ! …と開き直る ^^;)

そんなこんなで突っ込み所は満載なのです。
でもこの話、書きたかったんですよ(元々全部書きたから書いてるんだけど、優先順位とか頁の穴埋でなく…ってこと)。
【シリー・クライム(本当はシュリーという 濁音の一つもない名前が前から気になっていて、構想だけは『銀河の片隅で…』からあったし…。クリアしなければならない問題(木星基地設定、航行期間)は結局上手く解決してはいないのだけど、もう最後(だからその時は本当にそう思ってたの…)だと思って開き直って載せた!

…で、そろそろ中身の話。
 一人称、あんまり使わないのですが、ラルフはもうこの語り口と決めてました。木星設定があやふやなので、「俺にはよくわからないけど」的で誤魔化せ(え、誤魔化せない?)るし、【傍から見たシリー(カミーユ)】が存分に書け、なおかつオリキャラに感情移入させる手法として常套でしょ?
ラルフの自分に突っ込む喋りとか、(文のスタイル的にはいつもと一緒なのですが)口語形式にしたことでその辺が強調されたようです。
友人に、「この喋り方、○○さん(私の本名)そのものだねー」なんて云われたですよ(その時は「私、ラルフなのか…?」と思ったけど――まあ、そうか。このTalkとかもそうだし…やっぱ欝を装った楽天家だから…? ^^;)。

 ラルフの話はこの辺にして、肝腎の主役の人、シリーについて…。
えー、こっちも突っ込み所満載。けど、この話のカミーユ(シリー)…私、大好きなんですよ!
(一応)自分の願望とかは抑えていたりするのですが…これに関してはカミーユに云って欲しい台詞とかシチュエーションとか全部詰め込んでる! なので、全編大好き、満足…設定なんか多少(?)怪しかろうが、構わないんですよ。
そう云えば、シリーが抱き合った【6人の女】は、ファ、フォウ、ロザミィ(この三人は当然)、エマ、レコア、サラになります。
「抱きあった(とカミーユが答えた)数は、単純に抱き合っただけですよね」とは東雲さん。「はい! もちろんラルフは大人の関係…として訊いてますけどね」…などという会話を交したことが…(^^)。
朴念仁な誰かさんは単純に、抱擁(ファ、フォウ、ロザミィ)も救出(レコア、エマ)も拉致(サラ…って、おいおい…)も引っ括めて【抱き合った女】に。
なので【タラシ】って設定でないのでご安心下さい(ですが、それを差し引いてもカミーユって、なんか…ガンダム界一、【ラブゲーの主人公的】だと個人的には思っている。…そんな考察モドキもその内書いてみたい――笑)
 そうそう、ジュドーですが、木星にいないのは(私の)作劇上の都合です。といっても彼はいつも名前しか出てない(『天涯の孤独』、『遠雷』、『幸福の形』等)のですよ(^^;)、リクエスト頂いてたりネタもあったりするのですが…これも今後の課題、であります!(ケロロ調)

 最後に、これって『イントロダクション』(「虚構の宇宙」)の逆バージョンだったりする…と告げてみる。
トウヤ=シリー、カミーユ=ラルフ…【謎の青年】という位置付けが同じ。
ただでさえ、男二人というシチュエーションは妖しくなりがち。素っ気無くを心掛けたのですが…私の文章ではそんな心配ナッシンッグ! でした(笑)。

 ――ということで、また色々語り過ぎてしまいましたが、深く考えずにお楽しみ頂けることが一番です。
今までの物に比べてオリジナル色が強かったのに、割と好評だったことがちょっと驚きだったし、現在もお楽しみ頂いている人がいるのはとても嬉しい♪
 そんな『見知らぬ友』でした!

 
 鈴蘭 




見知らぬ友 目次◆     ◆ エピローグ ◆